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国交省、交通政策審議会航空分科会技術・安全部会を開催

10の指標が25年度FA対象へ
国土交通省は3月27日、第21回交通政策審議会航空分科会技術・安全部会を開催し、航空事故発生率など国が設定している安全指標を基に原因分析や改善のための検討を行う「フォローアップ・ アクション(FA)」の、2025年度計画案を提示した。22の指標のうち、空港分野の「制限区域内において、地上での作業又は地上の施設若しくは物件に起因する人の死傷、または航空機が損傷した事態の発生率(100万着陸回数あたり)」については、作業員の死傷が24年度に29件と増加したことなどを受け、3段階の基準でもっとも高い「アラートレベル高」に認定。これを含め、計10の指標についてリスクが見られるとし、FAの対象とした。出席した有識者らから異論は出なかった。
※写真=国土交通省ロゴ(提供:国土交通省)
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