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2019.01.30

ウイングトラベル

JTB春節前の訪日旅行、中台香14%増に

北海道が人気も大分・岐阜など地方分散

 JTBは、春節の訪日旅行の動向をまとめた。それによると、サンライズツアーは1月6日現在、中国、台湾、香港からの春節期間の人員は、前年同期比13.9%増と1割以上増加して推移している。商品別では、「網走流氷観光砕氷船・おーろら」が146.4%増と2.5倍の伸びを示し、「沖縄エンジョイパス」も505%増と大幅に伸びた。
 また、2月5日、6日限定の「白川郷民家園貸切ライトアップ」関連商品へも100名以上の集客があった。そのほか、蔵王の樹氷を雪上車で巡る「TOHOKU SNOW MONSTERS」も認知度が上がり、昨年の10倍以上の予約が入っているという。
 宿泊・ツアーサイトの「JAPANiCAN.com」の都道府県別の予約状況は、1月11日現在で、北海道が前年比25.4%増とダントツの人気で、以下大分7.0%増、岐阜6.3%増、山梨4.6%増、神奈川4.4%増と続く。
 JTBで「北海道が人気トップは変わらないが、地域分散の傾向は継続している」としている。
 サイトを言語別にみると、中国(簡体字)サイトは訪日客の42%以上が北海道に集中しているが、香港、台湾サイトは北海道の予約比率は1位ながらシェア13%と中国よりも低く、2位以降は岐阜県・大分県と続く。また、韓国は大分が約30%のシェアとトップの人気で、北海道、沖縄と続く。

 

※訪日旅行者に人気の網走流氷観測船おーろら号