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2025.04.03

WING

三菱重工が新地対艦・地対地精密誘導弾開発

 約4年間323億円で契約、遠方まで精密に飛翔

 

 防衛省・自衛隊は4月1日、三菱重工業と新地対艦・地対地精密誘導弾(その1)開発の契約を結んだことを発表した。3月31日に323億1140万円の契約額で締結した。今回の契約では、2028(令和10)年度までだが、同誘導弾の開発期間は2032(令和14)年度までの予定としている。
 新地対艦・地対地精密誘導弾は、いわゆる巡航ミサイルで、長射程かつ高い精密誘導性能を有する。低空を亜音速で飛翔し、情報収集衛星やUAVなどのサポートを受けて、的確に目標まで到達する。特に敵が島嶼部などへ上陸した際などの地対地精密誘導では、地形に沿って高い精度で飛行する。

 

※図1=対艦での運用構想(提供:防衛省)

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