WING
ispace、月面探査事業でレッドワイヤと提携

ispaceは4月9日、同社の米国法人が、アビオニクスやセンサーなど宇宙インフラの開発に取り組む米レッドワイヤ社と、米国航空宇宙局(NASA)の商業月面輸送サービス(CLPS)およびその他顧客向けの商業月面探査や科学ミッションを、共同で推進するための覚書を締結したと発表した。コロラド州で開催されている、米国最大規模の宇宙カンファレンス「第40回Space Symposium」で発表した。
NASAのCLPSは、2028年までの予算総額が26億ドル(約3780億円)のプログラムであり、納期・数量が未確定の契約方式(IDIQ)だ。レッドワイヤは、CLPSのIDIQ契約を結んだ主要請負業者14社のうちの1社であり、今後ispace米国法人とともに、ispaceのランダーを活用したCLPS契約の獲得を目指す。
※写真=レッドワイヤと覚書を締結(提供:ispace)