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2025.04.24

WING

「もがみ」型省人化のキーは機能集約のCIC

 運航の各機能を集めたTSCSで人員6割弱に

 海上自衛隊は4月23日、最新の「もがみ」型護衛艦の2番艦「くまの」の機能・能力の一部を公開した。多機能護衛艦を表す同型のFFMでは、機雷戦の能力を有するなど多様な任務に対応できる上、乗員数が約90人となっており、従来護衛艦の約160人に比べて大幅な省人化を可能とした。同型艦はオーストラリア海軍が選定を進める次期フリゲート候補で、日本政府はさらに能力を向上させた新型FFMをベースに共同開発を提案して売込みを図っている。

※写真=「もがみ」型護衛艦の2番艦「くまの」