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★三菱電機、中性原始型量子コンピューター接続技術実証
航空機CFD高速化、新素材開発などに貢献
三菱電機は4月24日、Nanofiber Quantum Technologies(NanoQT)と協力して、中性原子型量子コンピューター接続技術の確立に向けた共同実証実験を同日から開始したことを発表した。これにより、中性原子型量子コンピューター間の高速・大容量通信を可能とすることを目指す。この実証を通じて、早期にプロトタイプの開発を進め、大規模量子計算の実現に向けた技術基盤を確立していく方針だ。
中性原子型量子コンピューターは、電気的に中性な原子を個々に捕捉し、量子ビットとして利用する量子コンピューターだ。光ピンセットによる原子配列の自在な制御と高集積化が可能で、量子ビット数の大規模化において優位性があると考えられている。