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2025.04.25

WING

★DLR、7種の次世代機コンセプト展示した「デジタルハンガー」

 水素や合成燃料利用、航続距離600~4630km

 さまざまなプレイヤー検討を進めている次世代旅客機。エアバスが去る2020年9月に水素旅客機「ZEROe」コンセプトを打ち出すなど、注目を集めている。そうしたなかドイツ航空宇宙センター(DLR)は、現在研究を進めている7種の次世代旅客機のコンセプトモデルを、「デジタルハンガー」上で明らかにした。DLRによれば、それらの機体は様々な推進方式を採用。燃料も従来のケロシンから、合成燃料、水素など多様だ。航続距離は600~4630キロメートル、座席数は9~250席となっている。それらのコンセプトはCPACS共通言語を用いて開発した。

※画像=DLR-F25(提供:DLR)