★エバー航空、6月末から8月上旬に松山－台北で臨時便

　中村知事、定期便増便実現の好機到来

　エバー航空が来る6月28日～8月5日までの約1カ月間、松山－台北線において火曜日と土曜日に臨時便を運航する。エバー航空は現在、水・木・日曜日の週3往復便を定期便として運航しているが、期間中、あらたに火曜日と土曜日も運航する。運航機材は184人乗りのA321。
　エバー航空は松山－台北線において、春の花見シーズンの需要を見込み、3月半ばから臨時便を運航中だ。とりわけ3月30日～4月17日にかけて、過去最多となる週7往復便のデイリー運航が実現。平均搭乗率は80％と順調に推移し、手応えを感じたこともあってか、夏の需要取り込みを狙って臨時便を設定した。 　愛媛県の中村時広知事は4月22日の会見で、「春と夏、2シーズン続けての臨時便増便は、初めてのこと」とコメントしつつ、「これは絶好の機会が到来している。現在週3便である定期便について、臨時便ではなく、定期便の拡充につなげるよう働きかけを加速させたい」と、定期便の増便に結び付けていきたいとの考えを示した。

※写真＝エバー航空が松山－台北線で6月末～8月初旬に臨時便