記事検索はこちらで→
2019.02.07

WING

海自「いかづち」がフィリピン海軍と共同訓練

マニラ寄港、C-90とも捜索救難訓練を実施

 海上自衛隊の派遣海賊対処行動第31次水上部隊の護衛艦「いかづち」は先頃、フィリピンのマニラに寄港し、フィリピン海軍との親善行事、周辺海空域での共同訓練を実施、海自から供与したC-90航空機も参加した捜索救難訓練などを行った。
 マニラ寄港は1月29日から31日までで、指揮官の第1護衛隊司令・東良子1等海佐が記者会見、フィリピン海軍監察官表敬、艦艇相互訪問、艦上昼食会などを実施した。共同訓練は入港前の1月27日にフェーズ1として「いかづち」とフィリピン海軍のC-90航空機および沿岸警備艇「ネストー・レイノソ」が捜索救難訓練、戦術運動を行った。更に出港後の1月31日にフェーズ2としてフィリピン海軍のコルベット「エミリオ・ハシント」との戦術運動、通信訓練を実施している。

 

※写真=東良子司令(左)がフィリピン海軍監察官のナサニエル・ケーセム少将を表敬訪問(提供:海上自衛隊)

※写真=日比共同訓練フェーズ1。「いかづち」(左)とC-90、「ネストー・レオノソ」(右)(提供:海上自衛隊)

※写真=日比共同訓練フェーズ2。「いかづち」(左)と「エミリオ・ハシント」。「いかづち」搭載ヘリが撮影した写真(提供:海上自衛隊)