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2019.02.07

WING

新明和第3四半期、6%増収の1545億円

民需航空の収益減などで営業利益減に

 新明和工業が先頃発表した2018年度第3/四半期連結決算は、売上高が対前年同期比6.0%増の1545億円となったが、損益面では費用の増加や航空機セグメントの民需関連の収益の減少などにより営業利益が同5.1%減の77億円、経常利益が同5.5%減の80億円となった。四半期純利益は同0.7%増の55億円となった。また、受注高は対前年同期比3.1%増の1697億円となった。

 

航空機セグメントは増収減益に 
売上高319億円、営業利益は34%減の12億円

 

 このうち航空機セグメントの業績は受注高が対前年同期比5.2%増の207億3300万円、売上高が同14.3%増の319億9800万円となったが、営業利益は同34.1%減の12億3400万円にとどまった。防衛省向けに関しては受注が前年度同期並の水準となったが、売上はUS-2救難飛行艇の製造進捗などで増加した。一方、民需関連では受注は減少し、売上は前年度同期並となっているという。