ANAカーゴ等3社、共同で実証実験を実施で合意

国際航空貨物輸送プロセスの電子化・簡素化で

　Shippio、OCSとANAカーゴの3社は2月6日、共同で国際航空貨物輸送におけるプロセスの電子化・簡素化に向けた実証実験を行うことで合意したと発表した。
　従来、国際貨物輸送における価格や最適な輸送方法、正確な輸送スケジュールの適時把握が困難であるといったがあった。そこでShippioが開発・提供してきたウェブサービスを航空貨物に展開することによって、こうした課題解決が可能となり、輸送貨物の動静管理が出来るツールの検証・提供を図ることを目指す。実証実験ではShippioがウェブ上で国際物流の見積提供・発注を受付けなどを行い、OCSがShippioのサービスを通じ海外向け航空貨物の発送手配を行うことになっており、ANAカーゴはOCS発送手配した貨物の空港間輸送を手配する役割分担で実施する事になっている。実証実験は2018年度中に開始する予定とのこと。

※写真＝実証実験の概要（提供：Shippio）