HIS、ハウステンボスの中国企業の出資受入中止

復星集団から24.9％の出資受入予定も中止に

　エイチ・アイ・エス（HIS）は2月12日、子会社のハウステンボスの中国企業からの出資受け入れを中止すると発表した。「これ以上の検討は行わないことを決定」したとしている。
　本紙2018年12月4日号で詳報の通り、ハウステンボスは中国の複合企業の復星集団（フォースン・グループ）からの出資を受け入れる方向で検討していた。ハウステンボスの出資比率はHIS66.7％、九州経済界の有力企業33.3％だが、HISの保有部分を中心に24.9％の株式を復星集団に売却し、売却後はHIS50.1％、九州経済界25％、復星集団24.9％とする方向で検討していたが、復星集団による出資受け入れを中止した。