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2019.02.13

WING

岩屋防相、MFO派遣検討「国際平和のため貢献」

司令部へ若干名、安全・参加五原則から判断

 岩屋毅防衛大臣は2月12日の閣議後会見で、シナイ半島の多国籍監視軍(Multinational Force and Observers : MFO)へ自衛官の派遣を検討しているとして、要員の安全確保および参加五原則が十分に満たされていることを前提に判断する意向を示した。派遣の必要性について「日本としても国際平和のために積極的に貢献をしていきたい」と述べ、前向きに検討を進める構えだ。
 MFOは米国やイギリス、フランス、イタリアなどが中心となっている多国籍軍。エジプトとイスラエルの間で紛争が勃発しないよう、兵力引離しのためシナイ半島へ配備している。このほど自衛官派遣を検討している部署は司令部で、決定すれば若干名の隊員を派遣することになるとして、連絡調整要員を担うと見られる。

 

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