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2019.02.19

WING

ボーイング、国防省からフィンランド向けEA-18G提案承認

スーパーホーネットと組み合わせで提案へ

 ボーイングと米海軍はこのほど、米国防省よりEA-18Gグローラー空中電子攻撃機(AEA)のフィンランド向け提案を認められた。両者はフィンランド国防省に対して、同国のHX戦闘機計画の調達の一部としてグローラーとF/A-18スーパーホーネット・ブロックIII戦闘機を組み合わせて提案することになる。
 グローラーはこれまで、米海軍のほかではオーストラリア空軍が唯一導入を認められ、調達中となっていた。F/A-18の派生型であるグローラーは、世界で最新のAEAプラットフォームであり、今日製造中の唯一の機種である。同型機はレーダーや通信機器などの軍用電子システムに対して広い帯域で混乱させ、欺き、否定する妨害を行なう能力を持つ。

 

 

※写真=EA-18Gグローラー電子攻撃機(提供:ボーイング)