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2019.02.20

WING

京急、10月から羽田空港線の運賃値下げ

旅客数堅調な伸びで設備投資改修順調
 
 京浜急行電鉄は2月19日、今年10月から羽田空港線の運賃を値下げすることを発表した。例えば、羽田空港国際線ターミナル駅-大鳥居駅間ではICカード利用で現行283円を要しているが、これを183円に値下げ。国内線ターミナル駅-京急蒲田駅間はICカードの利用で現行335円のところ、245円に値下げする。
 京急では現状、空港線延伸工事や空港線の輸送力増強工事に要した設備投資額などを回収するために、天空橋-羽田空港国内線ターミナル駅間と他の区間をまたがって乗車する場合に、基本運賃に加え、加算運賃を設定している。そうしたなかで当該区間利用者が堅調に増加し、加算運賃収入などによる設備投資額等の回収が順調に進捗してきたとして、加算運賃を値下げすることを決めたという。
 なお、特定運賃の一部を廃止。乗車する区間のキロ程によって計算される運賃から、羽田空港国内線ターミナル駅および羽田空港国際線ターミナル駅と穴守稲荷駅、大鳥居駅、糀谷駅および京急蒲田駅各駅の相互間において20~30円の割引を適用していたが、加算運賃の引下げとあわせて廃止することを決めた。