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2019.02.22

WING

河野統幕長、F-2のスクランブル以外飛行停止

日本の安全保障に直結、原因解明前も飛行判断

 河野克俊統合幕僚長は、築城基地のF-2Bが2月20日に墜落した事故により、F-2の飛行をスクランブルを除いて当面見合わせるとした判断について「スクランブルは実戦であり、日本の安全保障に直結する任務なので、あえて行うよう判断した」と説明した。また「部隊運用に関わる話はできない」として、飛行停止期間の運用については詳細を明らかにしなかった。
 河野統幕長は、今後墜落の原因が解明するまでF-2の運用を基本的に停止したことに「訓練については、練度にも影響が出るかもしれないが、やはり安全第1」だとして、まずは安全のチェックを行った上で飛行を再開するとした。また、昨年のF-2の空中接触に続いて訓練中に事故が発生したことに「国民に心配をかけたこと、大変申し訳なく思っている」と謝罪。事故原因などは調査中だが、調査結果を受けて、再発防止に努めていくとした。