ドイツ観光局
サステイナブルツーリズムメディア
アワード2024 受賞者発表!

写真左から駐日ドイツ連邦共和国大使館マルティン・フート公使、追手門学院大学地域創造学部地域創造学科岡田美奈子教授、
グランプリ受賞の鈴木博美さん、航空新聞社石原義郎編集統括、ドイツ観光局の西山晃アジア地区統括局長兼日本支局長 

ドイツ観光局 日本支局(支局長:西山晃)は、「ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024」表彰式を2024年12月10日東京都内にて実施した。

本企画は、新型コロナウイルスの世界的な流行を経て、世界中で関心が高まっている「サステイナブルツーリズム(持続可能な観光)」をテーマとして、2024年にドイツ観光局のプレスツアーへ参加したジャーナリストもしくは、ドイツ観光局の協力で独自のドイツ取材を行ったジャーナリストの中から、ドイツへの持続可能な観光の啓蒙に最も貢献したジャーナリストを表彰することを目的としている。 

2023年は、「ドイツ観光局サステイナブルツーリズム記事コンテスト」として、ドイツの持続可能な観光をテーマに取り上げた記事を対象に、最も優れた記事を表彰するコンテスト形式で実施したが、2024年は表彰の対象を記事ではなく、執筆した人物に焦点を当てることとした。

 前回のコンテストでは「審査員賞」「ドイツ観光局賞」「功労賞」の3部門を設定しました。審査員賞には、オンラインメディア「ELEMINIST(エレミニスト)」に掲載された「自転車に乗ると特典がもらえる ドイツ鉄道が『鉄道+自転車』の利用を促進」の岡島真琴さん、ドイツ観光局賞は、朝日新聞デジタル「&Travel」掲載の「『グリーン&クリーン』なドイツ旅、汚染からよみがえった工都・エッセン」の太田瑞穂さんに贈られました。そして、ドイツ観光促進に関する多彩な記事を発信しているジャーナリストのシュピッツナーゲル典子さんに功労賞が贈られることとなりました。

今回のメディア表彰では「グランプリ」「準グランプリ」「審査員特別賞」の3賞を設定し、以下のジャーナリストが受賞した。

<グランプリ>

鈴木博美 さん

サステイナブルの3つの視点である「1. Socio-cultural (地元の伝統文化や風習を後世に残すもの。また、人と人のふれあいを大事にし、相互理解を深めるもの)」 「2. Economic (文化継承や自然保護といった一見非経済的と思われる取り組みにおいて、特に経済的に劣勢になりやすい田舎や過疎地域において「儲かる仕組み」の実現に寄与するもの) 」「3. Environmentally friendly (自然保護、環境保全、環境に負荷をなるべくかけない方法で観光を促進するもの)」に関して、独自の視点や独自のストーリー性で、シリーズ記事として紹介した点が高く評価された。さらに、質の高い文章構成を通じて、ドイツのどこを切り取ってもサステイナブルな体験が可能であることを多くの記事で露出した点も高く評価された。掲載媒体は、JALスカイワード2024年9月号、FRaU SDGs監修のオンライン媒体Do Well by Doing Good など。

<準グランプリ>

坪井由美子 さん

今回の評価基準である「正確性」「客観性」「構造性」「独自性」「共感度」が、全体を通じてバランスよくまとめられていた点が高く評価された。また、記事を読んでいて共感を呼び起こす部分が多く、ドイツでは、あらゆる部分でサステイナビリティのストーリーをしっかりと感じ取ることができるということが非常に良く伝わった。読者に対する共感性が高い点も評価ポイントとなった。掲載媒体は、主にサライ.jp。

<審査員特別賞>

シュピッツナーゲル典子 さん

昨年のコンテストで受賞対象となった作品に引き続き、常に安定し、ブレのない高い文章力が評価された。特に読み手に共感してもらう文章力に関しては審査員の高評価ポイントとして意見が一致した。さらに、今年の作品では、日本ではまだ知られておらず、奥深い魅力を持つデスティネーションに焦点を当てた記事を執筆し、圧倒的な拡散力を誇る媒体で紹介したことに対する意義についても評価ポイントとして加味された。

コンテスト実施概要

追手門学院大学地域創造学部地域創造学科教授、岡田美奈子氏と、旅行業界メディア「週刊ウイングトラベル・日刊旅行通信」を発行する株式会社航空新聞社編集統括、石原義郎氏の外部審査員とドイツ観光局アジア地区統括局長兼日本支局長 西山晃の計3名の審査員が、2024年1月~10月までにドイツ観光局プレスツアーに参加または、ドイツ観光局の協力により、独自のドイツ取材を行ったジャーナリストが執筆したすべての記事を審査し、3賞の受賞者を選考すること

サステイナブルの3つの視点である「1. Socio-cultural (地元の伝統文化や風習を後世に残すもの。また、人と人のふれあいを大事にし、相互理解を深めるもの)」 「2. Economic (文化継承や自然保護といった一見非経済的と思われる取り組みにおいて、特に経済的に劣勢になりやすい田舎や過疎地域において「儲かる仕組み」の実現に寄与するもの) 」「3. Environmentally friendly (自然保護、環境保全、環境に負荷をなるべくかけない方法で観光を促進するもの)」を踏まえて、「正確性」「客観性」「構造性」「独自性」「共感度」の評価基準で対象となった記事を評価し、ジャーナリスト単位で総合評価。

ドイツ観光局 (DZT) について

ドイツ観光局 (DZT)はドイツ連邦経済気候保護省 (BMWK) の委託により観光の国ドイツを代表しており、ドイツ連邦議会の決議に基づきBMWKから助成されている。 ドイツ国内のインバウンド観光業界、民間のパートナー企業や各種旅行団体との協業にて、DZTは観光の国ドイツのイメージアップと外国人旅客のドイツ旅行促進のための戦略を立てマーケティング活動を実施している。

DZTの中心的な戦略は以下の3つである。

- 明確な目的のもとで実施される市場調査とエビデンスに基づく市場特有の顧客需要(Sinus-Milieus)の分析

- ドイツインバウンド業界の中核を担う中小企業を中心に、連携と情報共有の強化

- 観光の国ドイツのブランドイメージの向上とブランド力の強化

重点テーマ:デジタル化と持続可能性

ドイツ観光局 (DZT)は、ドイツ政府の目標に沿う将来を見据えた観光の促進に力を入れている。中でも重点項目となっているのは、デジタル化と持続可能性である。

より持続可能でかつ競争力の高いインカミングツーリズムのために、3本柱の戦略でまず外部に向けた知識の共有を行い、これを支援する形で組織内での持続可能性イニシャティブと組み合わせている。DZTは、観光の国ドイツを国際観光市場で万人に優しく持続可能性にも富んだ観光の目的地として位置づけている。

DZTは、チャットボットのようなAI人工知能や対話型インターフェイスを駆使した注目の新技術(VR仮想現実、AR拡張現実、MR複合現実)実用化のパイオニアである。AI支援型マーケティングプラットフォームで、観光分野のサービスやオファーを目に見えるわかりやすい形で提供できるよう、DZTはドイツ観光経済のオープンデータ/ナレッジグラフプロジェクトを実施している。

DZTは、東京を含む世界25 ヶ所にある海外支局を通じてマーケティング活動を行っており、フランクフルトに所在する本局がこれらの海外支局を統括している。

本件に対するお問合せ先

ドイツ観光局サステイナブルツーリズムメディアアワード2024事務局(株式会社航空新聞社内)

〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-15 ニュートヨビル3階 TEL:03-3796-6646 FAX:03-3796-6645

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