【潮流】ハワイ・シンガポール、国際交流再開へ
今年の日本旅行業協会(JATA)主催の経営フォーラムはオンラインでの開催となったが、JATA会員の生命線とも言うべき国際交流の再開について講演、パネルディスカッションによる活発な議論が行われ、極めて有意義だった。
坂巻伸昭JATA会長は、かつてない厳しい経営環境下にある会員各社の経営支援のため、雇用調整助成金の特例措置のさらなる延長、国内旅行はGo Toトラベル事業の再開と団体旅行復活、海外旅行と訪日旅行は管理型旅行の実現による国際交流の早期再開を強く働きかけていくと決意表明し、コロナ禍での新しい旅のスタイルを示していくことが必要と訴えた。
基調講演は、経済評論家の鈴木貴博氏が経済学的見地から、5月にコロナ禍の医療被害は全て終わり、6月以降にコロナ禍は医療問題から経済問題に変わり、世界全体が新型コロナウイルス感染症を克服し、アフターコロナの時代を迎えると大胆に予測した。
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