【潮流】国際往来も制限緩和を

　政府は、新型コロナウイルス感染症分科会が提言した11月からの「ワクチン・検査パスポート」活用による国内旅行などの社会経済活動の回復、その前の緊急事態宣言解除後の10月からの段階的な旅行の制限緩和を打ち出した。
　現段階で政府の出口戦略は発表されていないが、正式にロードマップが示されれば、国内旅行は居住する都道府県外からの移動が始まる。Go Toトラベルの再開も期待され、政府は「ウィズコロナ」に向けて、ワクチン接種率の向上、感染者・重症者の減少に伴う経済社会活動の回復へと舵を切る。
　新型コロナウイルス感染者・重症者数は、変異株の発生などにより、今後も増減はあるだろうが、感染動向を見ながら、三密、マスク着用を徹底し、旅行、飲食、買物、エンターテイメント、イベントなどを実施していくこととなる。