【潮流】観光再開へ海外旅行視察始まる
3月21日に18都道府県に発出されていた、まん延防止等重点措置が解除された。東京都をはじめ一部自治体では、飲食店の営業時短、会食、イベントの人数制限などを要請ベースで残すところもあるが、基本的に行動制限はなくなった。
既に、この3連休の人出はコロナ前にほぼ戻っており、16日深夜に発生した宮城県と福島県で最大震度6強の地震はあったものの、首都圏からの高速道路は混雑し、観光地は行楽客で賑わった。
国内の新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染者数は、2月5日の10万5610人/週平均8万9010人のピーク時と比べて、まん延防止等重点措置が解除された3月21日には2万7701人/週平均4万6218人と、1日で4分の1、1週間で2分の1まで減少している。また、重症者数は当時の1500人台から3月21日には951人と6割まで下がった。
各国の検査体制に開きがあるものの、1日の感染者数で比較すると、18日には米国3万3000人、英国9万2000人、タイ2万5000人、オーストラリア4万7000人などで推移している。