【潮流】海外旅行再開の壁
4月3日から5日にかけてJATA(日本旅行業協会)視察団がハワイを訪問し、高橋広行会長がハワイへのパッケーツアーの催行を表明したことを受けて、旅行各社は一斉にハワイへのパッケージツアーの販売を開始し、海外旅行の扉が開いた。JTB、HIS、航空会社系のジャルパック、ANAX、OTAの楽天トラベル、新興の令和トラベルなどがハワイツアー商品を発売した。
ANAXはハワイだけでなく、米本土のニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンのダイナミックパッケージを発売した。また、楽天トラベルもハワイ、グアム、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロサンゼルスの発売を開始した。
ハワイを皮切りに、ハワイ、グアム、米本土、さらに海外からの旅行者受け入れに向けて、隔離解除や規制を緩和するアジア諸国、ウクライナ情勢はあるものの、状況次第で中東・欧州へと海外旅行は広がりそうだ。
旅行各社がダイナミックパッケージやパッケージツアーの発売に先んじて、既に個人旅行のFITは動き出している。