【潮流】海外教育旅行で持続可能な観光を学ぶ
若者の海外旅行促進プログラムが再び動き出した。コロナ前にアウトバウンド施策として、青少年の国際交流の拡大が、⽇本⼈の国際感覚の向上や国際的な相互理解の増進に寄与するとして、とくに教育旅⾏の促進による双方向交流の拡⼤が重要と位置づけられ、海外教育旅行の促進が予算化された。
ただ、2020年に発生した新型コロナウイルスの世界的流行で、世界各国の入国制限や行動制限に寄り、若者の海外教育旅行の促進どころか、海外旅行、訪日旅行自体が消滅してしまい、2022年の後半になって、ようやく国際交流が再開が本格化した。
世界は2022年度に入って国際往来が本格化しているが、日本は10月11日にG7並みの水際対策をスタートさせ、訪日旅行は月を追うごとに回復している。しかし、海外旅行は個人旅行、その中でもリピーターは戻りつつあるが、訪日旅行に比べて、日本人の海外旅行の戻りは遅い。