【潮流】若者の海外修学旅行促進
日本旅行業協会(JATA)の定期総会後の懇親会はコロナ禍後、昨年に続いての開催だが、今年は多くの国会議員が参集した。昨年は全国旅行業協会(ANTA)会長として二階俊博氏、林幹雄氏、武井俊輔氏、さらには全国知事会国土交通観光常任委員会委員長に就任した蒲島郁夫熊本県知事が「くまモン」と一緒に登壇したことは覚えている。
今年はさすがに様相が異なる。2面にあるように斉藤鉄夫国土交通大臣、盛山正仁文部科学大臣の現職閣僚をはじめ、菅義偉前総理大臣、二階俊博衆議院議員、山口那津男公明党代表、小池百合子東京都知事のほかに稲田朋美氏、鶴保庸介氏、武井俊輔氏など、実に多くの国会議員が詰めかけた。
コロナ前のJATAの定時総会後の懇親会で国会議員が多く出席したことはあったが、現役の東京都知事の出席は記憶にない。東京都知事選の告示前なので、小池知事は選挙のことは一切話していない。2023年の訪都外国人旅行者数があと少しで2000万人に達成できたことを残念がり、また、都庁のプロジェクトマッピングが外国人旅行者の誘致に効果があったことを強調した。