ウイングトラベル
17年度の訪日外客数、19.9%増の2977万人
3000万人の大台肉薄、1-3月も好調に伸び
観光庁によると、2017年度(17年4月〜18年3月)の訪日外客数は、前年度比19.9%増の2977万3000人に達し、3000万人の大台に肉薄した。
2017年(1-12月)の暦年ベースの訪日外客数は、前年比19.3%増の2869万1073人だったが、春節やイースター休暇等の効果で2018年第1四半期(1〜3月)も好調に伸びたことから、年度ベースの年間実績はさらに伸び、3000万人に近づいた。
市場別ではシェアの大きい東アジアのうち、韓国が好調を持続しており、LCCを中心に地方路線の開設等による座席供給量の増加が訪日客数の大幅増につながっている。中国も春節効果などから好調を維持しているが、クルーズ船の寄港増加も一服感があり、今後の需要動向が注目される。