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2018.04.20

WING

統幕、戦闘機含む中国軍機が沖縄・宮古間通過を発表

複数機が続けて通過、18日飛行のH-6爆撃機も確認

 統合幕僚監部は4月19日、複数の中国軍機が東シナ海から沖縄・宮古島間を通過してバシー海峡方面へ飛行していたことを確認。南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させるなど対応した。そのうち2機は戦闘機と推定され、同2機は沖縄・宮古島間を通過後、引き返して東シナ海方面へ飛行したことが分かっている。
 このたび確認された中国軍機は、H-6爆撃機2機、Y-8電子戦機1機、Tu-154情報収集機1機、推定戦闘機2機。19日の午前から午後にかけて数時間のうちに沖縄・宮古島間を通過する飛行を行った。それら航空機のうちH-6の1機は、18日に同様の経路で飛行した機体と同じものと見られる。飛行の目的について詳細は不明だが、何らかの訓練、あるいは情報収集活動を行っていたものと見られる。

 

※写真1=空自が撮影したH-6爆撃機。機体の番号が18日通過の機体と同じ(提供:統幕)