記事検索はこちらで→
2019.03.01

WING

シコルスキー、HH-60W戦闘救難ヘリの初飛行準備進む

2機が今年半ばから試験飛行、112機のHH-60Gに代替へ

 シコルスキーはこのほど、2機のHH-60W戦闘救難ヘリコプター(CRH)が組立を完了し、フロリダ州ウェストパームビーチで初飛行の準備を行っており、今年半ばには初飛行の見込みだと発表した。このHH-60Wはエンジニアリング試作開発(EMD)フェーズとして9機が製造される最初の2機で、合計4機が試作機、5機が飛行試験用とされ、試験が完了すれば初度量産段階に移行する見通しであり、米空軍は112機保有するHH-60Gペイブホーク救難ヘリの後継機としていく計画だ。