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レイセオン、AMRAAM-ERの風洞試験完了
NASAMS防空システムへの統合を進める
レイセオンは先頃、最新のAMRAAM空対空ミサイルの射程延長派生型AMRAAM-ERの1700回に及ぶ風洞試験を完了したことを明らかにした。試験は同ミサイルのNASAMS防空システムとの統合のための品質確認など主要なステップのひとつとなった。
このAMRAAM-ERミサイルは地上発射兵器であり、より遠距離で、より高高度の目標を要撃できる。このミサイルはより大型の固体ロケットモータと、より小型の飛行制御アルゴリズムにより射程を延長できる。レイセオンの技術者達は現在、AMRAAM-ERミサイルの性能を最大化するための空力モデルの検証と改良のため実施された風洞試験からのデータを分析している。
※写真=AMRAAM-ERの風洞試験模型(提供:レイセオン)