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中国H-6爆撃機、3日連続で沖縄-宮古間通過
前日に戦闘機含め6機通過、活動一層活発化
統合幕僚監部は、4月20日に中国軍のH-6爆撃機2機が沖縄-宮古島間を通過したとして、航空自衛隊南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させて対応した。領空侵犯はなかったが、これで中国機は3日連続で同じコースの飛行を行った。
統幕によると、東シナ海から沖縄本島と宮古島間を通過して太平洋に至り、先島諸島諸島の南の太平洋を経てバシー海峡方面へ飛行した。特異な飛行による公開事例として、3日連続は2013年10月以来。前日19日には、戦闘機と推定される2機を含め6機が同じコースを飛行していて、中国軍の活発化する活動をうかがうことができる。
※写真=緊急発進した空自機から撮影されたH-6爆撃機(提供:統幕)
※図=H-6の飛行概要(提供:統幕)