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2019.03.06

ウイングトラベル

インドネシア観光省、マラソン4大会に日本人誘致

スポーツツーリズム・コンテンツとしてアピール

 観光客誘致の取り組みとしてスポーツツーリズムを積極的に展開しているインドネシア共和国観光省は、今年インドネシア各地で開催されるマラソンイベントを紹介するセミナーを開催。今回、2月28日〜3日1日に行われた東京マラソンEXPOへの出展に合わせて来日した4大会のオーガナイザーが、それぞれ大会の概要や魅力を説明した。
 まず、ビンタン島で今年9月7日と8日に開催される「ビンタン・マラソン」は「ラン&ディスカバリー」をテーマに、ファミリーラン、3kmラン、ハーフマラソン、フルマラソンを実施する。スタートはフルマラソンが早朝5時、ハーフマラソンが5時半。参加登録は3月1日から開始され、早割も用意する。
 ビンタン・マラソンは今年2回目となる新しい大会。昨年は日本を含む34カ国から約1,000人が参加し、約50%がハーフマラソンに挑んだという。ビンタン島はスポーツ大会を積極的に誘致しており、トライアスロンは15年、自転車のツアー・オブ・ビンタンは10年、アイアンマンレースは5年の開催実績がある。オーガナイザーを務めるビンタン・リゾートのリリア・エンダン・スマルティン氏は、「マラソンとともに、美しい日の出などビンタン島の自然を一緒に楽しんでほしい」とアピールした。
 首都ジャカルタで開催される「ジャカルタ・マラソン」は2013年から続き今年が7回目。インドネシア共和国観光省から「Top 100 events in Indonesia」にも認定されている。今年の開催は10月27日で、GBK Senayanをスタート/ゴールにフルマラソン、ハーフマラソン、10km、5kmに加えて子供を対象とした「Maratoonz」も設定する。

 

※写真=ビンタン・リゾートのリリア・エンダン・スマルティン氏(左上)、ジャカルタマラソン実行委員会のウンダン・マワルディ氏(右上)、中部ジャワ州政府観光局シヌン・ヌグロホ・ラクマディ氏(左下)、May Bankデニアワン・ラフマディアレフィ氏(右下)