ウイングトラベル
JTB、堺市でロボホン活用で観光実証実験
利用者の旅のガイド、市内散策で観光案内
JTB、シャープ、ゲンの3社は、シャープ製のモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)を活用した観光案内事業「ロボ旅・堺」を協力してい実施する。JTBと堺市、堺観光コンベンション協会が、観光客の周遊促進や滞在時間拡大、多言語サービスの提供を目的に実施するもので、3月15日から堺市内で実証実験を開始する。シャープは、ロボホンのシステムを開発、ゲンは事業全体を企画・プロデュースして、堺市への誘客につなげる。
「ロボ旅・堺」は、観光客にロボホンを貸し出し、旅のガイドとして堺市内の観光を案内する体験型サービス。利用者が公共交通機関などを利用して市内を散策すると、ロボホンが位置情報(GPS)に反応し、仁徳天皇陵古墳や千利休屋敷跡などの名所で観光案内するほか、刃物、線香、和菓子など伝統産業の工房や店舗情報、歴史や文化に関する豆知識なども教えてくれる。
※写真=JTB、ロボホンを使った観光案内実証実験を3月15日から開始