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英「モントローズ」訪日で各種交歓行事を実施
進む日英軍種交流強化、今後の共同訓練も期待
海上幕僚監部は3月8日、英海軍フリゲート「モントローズ」の訪日に伴う入港歓迎行事を東京・晴海ふ頭で行った。当日は東京港管理事務所長の大野克明氏をはじめ、海上自衛隊横須賀地方総監部管理部長の松浦正裕1海佐、英国から在日英国大使館国防武官ポール・キャッソン海軍大佐が出席し、歓迎のあいさつを述べた。
日英の海軍種間協力の強化をアピール
式典の冒頭、大野管理事務所長が、モントローズの寄港を歓迎するともに「伝統と最先端の技術が共存するこの東京を楽しんでいただくとともに両国の友好が一層深まることを期待する」と述べた。
続けて松浦1佐が、モントローズの初入港を歓迎する旨述べた上で、「今回の英国海軍艦艇のインド・太平洋地域への回航と我が国寄港は単なる親善訪問ではなく、この地域における安全保障上のパートナー国との協調、ハーモニーを深化・具現化するための戦略的チャレンジの一環という大きな意味を有しているものと理解している」と述べrて、「一方、この地域における安全保障上の課題や不安定要因は、今なお複雑で多様かつ多岐にわたっている。しかしながら、今日どの国もどの海軍も単独でこの地域のすべての海洋安全保障問題に対処することはできない」として、「インド・太平洋地域において、グローバルな海洋公共財としての、安定し開かれた海を維持するためには、地域の同盟国、そして関係各国との連携が不可欠である」と述べた。
英海軍と海自、「必然のパートナーである」
※写真=日本初寄港となった「モントローズ」。土日には一般公開も実施し多数の訪問客で賑わったとのこと
※写真=レインボーブリッジをくぐり、晴海ふ頭に入港する「モントローズ」
※写真=式典冒頭であいさつを述べる東京港管理事務所長の大野克明氏(左)と海上自衛隊横須賀地方総監部管理部長の松浦正裕1海佐(右)
※写真=在日英国大使館国防武官ポール・キャッソン海軍大佐(左)と「モントローズ」艦長のコナー・オニール海軍中佐(右)
※写真=オニール海軍中佐と大野管理事務所長が記念盾の交換を行ったほか、東京ポートレデイが花束を贈呈した。