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ノースロップ・グラマン、新対レーダーミサイルの開発受注
射程延伸型の先進対レーダーミサイルAARGM-ERの試作、開発へ
ノースロップ・グラマンは3月8日、米海軍より射程延伸型先進対レーダー放射ミサイル(AARGM-ER)の試作・開発契約を3億2250万ドルで受注した。AARGM-ER計画は現在量産中のAARGM(AGM-88E)対レーダーミサイルの能力向上を図るもので、F/A-18E/Fスーパーホーネット戦闘機、EA-18Gグローラー電子戦機に搭載される計画。さらにはF-35の胴体内武器槽にも適合するよう設計される。
現用のAARGMはF/A-18C/Dホーネット戦闘機、EA-18Gグローラー電子戦機に搭載され、イタリア空軍のトーネード電子戦機にも搭載されている。敵の対空レーダーの電波を追尾してレーダーを破壊するミサイルだ。
※画像1=AARGM-ERのイメージ図(提供:ノースロップ・グラマン)
※画像2=対レーダーミサイルの運用イメージ。ミサイルはAARGM(提供:ノースロップ・グラマン)