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2019.03.12

WING

海保中型測量機はジャプコンが落札

キングエア350を15億4300万円で

 海上保安庁は新たに導入する中型飛行機(測量機)の1機購入について去る2月26日入札を行い、ジャプコンが15億4300万円(税抜き)で落札した。中型飛行機とされた機種はキングエア350で、2020年度就役の予定となっている。
 これは競争入札であり、エアロファシリティーも入札したが落札に至らなかった。予定価格(税抜き)は17億620万3703円だった。
 他国による海洋境界等の主張に対し、日本の立場を適切な形で主張するよう、海上保安庁では必要な海洋調査体制を強化するため、2018年度第2次補正予算で新規に測量機1機の購入予算10億円を盛り込んだ。調査体制の強化では大型測量船2隻の建造、自律型海洋観測装置(AOV)4基の購入も継続している。