記事検索はこちらで→
2019.03.13

WING

陸自UH-1H部品等、フィリピンへ無償譲渡へ

目録書に署名、エンジンやブレード等部品を譲渡へ
 
 防衛省は3月12日、省内で「UH-1H部品等の無償譲渡に係る式典」を行い、深山防衛装備庁長官とフィリピン共和国国防省エレファンテ国防次官が今回譲渡する部品の目録書に署名した。既報の通り、日本とフィリピンは2018年11月28日に、陸上自衛隊が保有するUH-1Hの約1400種類・約4万点の部品等の無償譲渡で署名を行っている。
 当日は、日本からは原田防衛副大臣をはじめ山崎陸上幕僚長、丸茂航空幕僚長等が、フィリピン側からはラウレル駐日フィリピン共和国特命全権大使、ブリゲス空軍司令官等が出席するなか、深山防衛装備庁長官とエレファンテ国防次官(予算・装備担当)が今回譲渡するエンジンやブレード等の部品の目録書に署名した。
 ちなみに今回譲渡したのは譲渡で合意している約1400種類・約4万点の部品等の一部で、残りの部品等は今後譲渡して行くと防衛装備庁は話す。
 

 

※写真=エンジンやブレード等の陸自保有のUH-1H部品を無償譲渡する

※写真=目録書に署名する深山長官(右)とエレファンテ国防次官(左)

※写真=式典での記念撮影