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2019.03.14

ウイングトラベル

FAA、米国での737MAXの一時飛行停止を発令

衛星データなど追加的な情報入手で決定に

 米連邦航空局(FAA)は3月13日午後3時(現地時間)、米国航空会社の運航するボーイング737MAXの運航一時停止および米国領域内での同機の一時飛行停止を命じた。
 FAAでは同日朝に入手可能となった精製された衛星データを含め、新たに収集された証拠および情報分析の結果、飛行停止を決定したとしており、この飛行停止はエチオピア航空事故機のフライトデータレコーダーおよびコクピットボイスレコーダーからの情報の調査を含め、更なる調査が行われるまで継続するとしている。
 なお、エチオピアに派遣されているFAAのチームは302便事故調査のメンバーとしてNTSB(米国家運輸安全委員会)を支援して行く。

 

 ボーイング、737MAXの安全性を完全に信頼
 安心のため世界371機の全機飛行停止を推奨

 
 ボーイングはFAAの決定を受けて3月13日、ステートメントを発表し、「引き続き737MAXの安全性については完全な信頼を持っている」としつつも、FAA、NTSB、各国航空当局、各国顧客と協議した後、念には念を入れて、乗客の飛行安全への安心のため、世界中で371機の737MAXの一時飛行停止をFAAに推奨したとしている。