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大型破産のてるみくらぶ、配当率は「1.9%」
第4回債権者集会で報告、8月末までに配当
東京商工リサーチ(TSR)によると、去る2017年3月に営業停止し破産申請した(株)てるみくらぶの第4回債権者集会が3月13日に東京地裁で開かれ、一般債権者への配当(弁済)予定率が1.9%になることが報告された。配当は今年8月末までを目安に順次行う予定としている。
配当予定の債権内訳は、優先公租公課1500円、優先労働債権2494万4583円、一般債権2億7135万7831円。破産手続きでは、一般債権として151億7341万6330円が届け出られたが、このうち否認分などを除く142億8237万5176円が一般債権として評価された。
評価額を配当予定額で割った配当予定率は1.9%となり、100万円のツアーを申し込んだ人には1万9000円程度、10万円のツアーなら1900円程度が配当される計算となる。
※写真=2017年3月の営業停止時に、てるみくらぶ本社に張り出された「臨時休業」の貼り紙