記事検索はこちらで→
2019.03.20

WING

日米合同委員会、4件の施設提供と2件の整備承認

八戸の送油管、普天間の排水施設など提供

 日米合同委員会はこのほど、在日米軍施設の整備や提供に関する6件の事案を承認した。そのうち4件が整備・補修の完了に伴う米側への提供で、2件が整備実施に関する承認となった。
 4件の施設提供のうち、三沢飛行場では給汽に関するユーティリティの整備が完了したため、米側へ提供することとなった。八戸貯油施設では、送油管の整備が完了したため、米側へ提供することが決まった。横田飛行場では、会計・警備の管理棟と、給汽に関するユーティリティの米側への提供を認めた。管理棟は約7300平方メートルの施設で、付帯施設として、下水、鋪床、電力線路、諸作業装置、雑工作物などとなっている。普天間飛行場では、汚水排水施設の整備のほか、教育施設および工場の補修が完了したため、米側への提供を認可した。汚水排水施設は2ヵ所で、合計4ヵ所の施設提供となる。