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2019.03.20

WING

航空局、管制官などのアルコール検査義務化

4月1日開始、アルコール教育や監査も

 航空局は4月1日から、航空管制官などのアルコール対策を講じることを決めた。航空管制官、航空交通管理管制官、航空管制運航情報官、航空管制通信官を対象として、アルコール検査を義務化するほか、アルコール教育の実施や監査の実施も行うことにした。
 エアラインで相次いでアルコール問題が発生したことを受けて、航空局としても航空機と交信するなど、航空機の安全運航に不可欠な管制業務においてアルコール対策に乗り出す。ストロー式検知器を用いた検査を義務化することにしており、アルコールが検知された場合は管制業務等に従事させないことのほか、検査時には管理職員が立ち会うことを決めた。検査結果についても、日時、名前、数値などを記録・保存する。