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ボーイング、米海軍よりF/A-18ブロックIIIを初受注
78機を複数年契約、耐用命数を1万時間に延長
ボーイングは3月20日(米東部時間)、米海軍より78機のF/A-18スーパーホーネットブロックIIIを3ヵ年の複数年契約で受注したことを明らかにした。ブロックIIIの受注は初めてで、耐用命数も既存のスーパーホーネットの6000時間から1万時間に延長される予定。
ブロックIII形態では、ネットワーク能力の強化、航続距離の延伸(胴体側面にコンフォーマル燃料タンクを追加)、レーダー反射面積の低減、先進コクピットシステム(大型表示装置)、先進通信システム(衛星通信等)などの能力向上策を取り入れている。
ボーイングでは今後10年以内に既存のスーパーホーネットブロックIIからブロックIIIへの換装が始められるとしている。
※画像=スーパーホーネットブロックIIIのイメージ図。胴体側面のコンフォーマル燃料タンク、多数のミサイル搭載など外見上もブロックIIとの違いが分かる(提供:ボーイング)