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防衛省、英国モントローズの瀬取り監視を評価
防衛省は、北朝鮮による瀬取りなど違法な海上活動の監視に当たって、2月下旬から3月上旬までイギリス海軍がフリゲート艦「モントローズ」で、東シナ海を含む日本周辺海域で活動してきたことを発表し、高く評価した。英国との協力については、国連の安保理決議の実効性を高めるため、情報共有などの協力を行ってきたとして、日本では今後も関係国と緊密に連携して、北朝鮮の非核化を求めていく考え。
英国海軍による日本周辺海域の警戒監視活動は、北朝鮮の違法な瀬取り行為の監視のため、2018年5月上旬から警戒監視を行ってきた。このとき活動したのはフリゲート「サザーランド」で、2018年5月下旬から6月上旬までは揚陸艦「アルビオン」が同じ任務についた。このほど日本周辺で警戒監視を行ったのは、フリゲート「モントローズ」。洋上の警戒監視については、英国のほか、米国、オーストラリア、フランスも行ってきた。