WING
関空夏期スケ、国際定期便は過去最高の週1548便
中国・東南アジア・欧米線の新規・増便相次ぎ路線網拡充
関西エアポートは3月26日、今年の夏期スケジュールにおける国際旅客・国際貨物をあわせた国際線定期便運航便数が、開港以来初めて週1500便を超える見通しにあることを明らかにした。8月のピーク時には過去最高の週1548便に達する見込みだ。
関西エアポートによれば、欧米路線の新規就航と増便に加えて、中国や東南アジア方面のネットワークが拡充したことから、国際線定期便の運航便数が拡充したという。
なお、2019年夏期スケジュール期初における国際線旅客便の提供座席数は全方面平均で昨年夏期スケジュール期初比で15%増加する見込み。なかでも中国方面は18年比37%増加するほか、東南アジア方面が34%増加。そのほか、北米20%、欧州16%、オセアニア・グアム20%などの成長となる。一方、韓国方面の提供座席数は5%減、台湾も1%減少する。
2019年夏期スケジュールの国際定期便運航便数は、昨年夏の夏期スケジュールに比べて旅客便が週166便増加する見込みで、冬スケジュールと比較しても週67便増加する。国際旅客便としては週1403便に達する見通しで、開港以来、初めて週1400便の大台を突破する。これに国際貨物便の週145便をあわせることで、国際定期便として週1548便に達する見通しだ。
旺盛な就航需要、中国本土線は週107便増
東南アジア、タイ・ライオンエア新規など週49便拡大
※写真=旺盛な新規就航・増便需要に沸く関西空港。とくに中国や東南アジア方面からの就航需要が強い