ウイングトラベル
関空夏期、国際旅客便は過去最高の週1403便
中国453便と100便以上増加、東南アも198便
関西エアポートによると、今年夏期スケジュールの国際旅客定期便は、前年夏期比で週166便増、前年冬期比週67便増の週1403便に達する見通しで、開港以来、初めて週1400便の大台を突破する。貨物便の週145便を合わせた国際定期便は週1548便と週1500便を超える。
国際旅客便のLCC運航便数は前年夏期比42便増の週536便。LCCの就航便数は拡大しているものの、FSCの便数も増加しており、国際旅客便に占めるLCCの割合は微減の38%となった。
夏期スケジュール期初の国際線旅客便提供座席数は、全方面平均で前年夏期比15%増で、とくに中国方面37%増、東南アジア方面34%増、北米20%増、欧州16%増、オセアニア・グアム20%増と増える一方で、韓国5%減、台湾1%減とマイナスになる。
2019年夏期スケジュールの国際旅客定期便は、中国方面の新規就航・増便が拡大していることに加えて、東南アジア、欧米方面からの新規就航・増便が拡大している。なかでも、中国方面からの就航需要は継続して旺盛で、今夏期の中国本土路線は前年夏期比107便増の週453便と大幅に増加する。
※表=国際定期便の航空会社別就航便数