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2019.03.29

ウイングトラベル

成田夏ダイヤ、週4943回発着で過去最高に

国際旅客も最高、就航都市は137都市へ

 成田国際空港会社(NAA)は3月28日、2019年夏ダイヤ(2019年3月31日〜10月26日)を発表した。発着数は過去最高だった前年夏ダイヤよりも週146回増の4943回と、開港以来の最高値を更新するほか、1日平均で初めて700回を突破する。
 中でも国際線発着数は、韓国方面や欧州方面を中心とした旅客便の新規・増便が多く、132回増の3961回となり、18年夏ダイヤを更新して過去最高の発着数となる。一方、国内線は14回増の982回と微増にとどまった。下地島線などの新規就航もあって前年夏ダイヤを上回ったものの、18年冬ダイヤよりは4回減となっている。
 主な発着数増加の要因となった新規・増便を見てみると、チェジュ航空が務安線および大邱線へダブルデイリーで就航したことやソウル線を増便しているほか、バンコク線では新規乗入のタイ ライオンエアーがダブルデイリーで新規就航している。またエア・カナダはモントリオールへ週10便で新規就航するほか、トロント線を増便。オーストリア航空はウィーン線を週12便で新規に就航する等、韓国や欧州線が伸びたことが要因となっている。
 また成田夏ダイヤでの就航都市数は、過去最高の海外115都市、国内22都市となり合計137都市(141路線)になった。