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F-35A装備の第302飛行隊が三沢で新編
中野2佐が飛行隊長に、新編記念行事を挙行
航空自衛隊で最初のF-35A飛行隊となる第302飛行隊が3月26日、三沢基地第3航空団に正式に編成された。同日新編記念行事が行われ、式典では302飛行隊長に就任した中野2等空佐が編制完結申告を行った。なお中野2佐は空自最初のF-35Aパイロットで、臨時F-35A飛行隊長から就任するかたちとなった。
編制完結申告後、鮫島第3航空団司令と302飛行隊の上級部隊司令である森川北部航空方面隊司令官が訓示の後、団司令より飛行隊長に部隊旗が授与された。この式典には三沢市長代理らの来賓はじめ、歴代302飛行隊長が出席して、新たなF-35A戦闘機による302飛行隊の門出を激励した。
ちなみに、3月25日までF-4EJ改の尾翼に描かれていたオジロワシのマークは引き継がれており、302飛行隊所属のT-4中等練習機の尾翼に描かれている。
※写真=鮫島3空団司令(左)より中野302飛行隊長に隊旗授与(提供:航空自衛隊三沢基地)
※写真=F-35Aによる302飛行隊新編の記念写真。中央後方がF-35A。左右は支援機として配属されているT-4中等練習機(提供:航空自衛隊三沢基地)