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陸上幕僚長に湯浅悟郎陸将が着任
将来においても戦える陸上自衛隊を創造する
防衛省・陸上幕僚監部は4月1日、前西部方面総監の湯浅悟郎陸将の陸上幕僚長着任式を執り行った。
湯浅陸幕長は着任の辞で、「大任を拝命し、先人から脈々と受け継がれてきた使命と責任を痛切に感じている」と述べた上で、「日本を取り巻く安全保障環境は依然厳しく、情勢は不透明・不確実性を増している。また軍事活動の領域は拡大し、これを支える技術革新著しく、対応は不可欠である」と安全保障環境の変化や変革する軍事活動への対処の重要性を語った。
また各種事態に対する平素の備えを万全にし、各種事態に即応することや、国際緊急援助活動や防衛協力・交流等による安定した安全保障環境の構築に貢献する必要性に触れて、「30大綱に基づき、多次元・統合防衛力を実現する陸上防衛力構築に取り組み、将来にわたり通用する陸上自衛隊を作り上げて行かねばならない」とした。
※写真=新たに陸上幕僚長に着任した湯浅悟郎陸将
※写真=30大綱に基づき多次元・統合防衛力を実現する陸上防衛力構築に取り組み、将来にわたり通用する陸上自衛隊を作り上げると述べた