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2019.04.03

WING

防衛省、シナイ半島へ自衛官2名の派遣を決定

シナイ半島国際平和協力活動実施計画を発表
 
 防衛省は4月2日、政府が同日の国家安全保障会議および閣議において、「シナイ半島国際平和協力活動実施計画」が決定した事を受けて、防衛会議を開催した。シナイ半島における国際平和協力活動については、エジプト-イスラエル間の停戦監視活動を行う多国籍部隊監視団(MFO)からの要請を受けて、司令部要員として自衛官2名を派遣する方向で準備を進めてきたところ。
 省内で開かれた防衛会議には岩屋防衛大臣以下、副大臣や統幕長らが出席。冒頭、岩屋大臣が
「本日の国家安全保障会議および閣議において、シナイ半島国際平和協力活動実施計画が決定した」と報告。「今回の派遣は、平和安全法に基づく自衛隊が参加する初の国際連携平和安全活動になる。本日の防衛会議での議論を通じて将来への認識を統一し、防衛省として万全の態勢をもって要員を送り出したいと思う」と語った。

 

平和安全法に基づく初の国際連携平和安全活動

 

※写真=岩屋大臣は、会議での議論を通じ将来への認識を統一し、防衛省として万全の態勢をもって要員を送り出したいと述べた