ANA2月、国際線旅客数は4.2％減少の76万人

国際線利用率は1.3ポ減、国内線も1.7ポ減に

　ANAが発表した2月の旅客輸送実績によれば、国際線の旅客数は対前年同月比4.2％減少した76万1366人だった。利用率は1.3ポイント減少した76.6％だった。一方、国内線の旅客数は0.6％増加した292万5076人で、利用率は1.7ポイント低下した66.8％だった。
　2月の国際線の方面別実績をみてみると、欧州線の旅客数が6％増と前年実績を上回ったものの、北米・ホノルル、アジア・オセアニア方面共に旅客数が前年実績を下回る結果となった。利用率ベースでみると、北米・ホノルル方面は1.6％増となったものの、欧州方面、アジア・オセアニア方面で前年を下回っている。
　また国際線の座席供給量を表す座席キロは、0.9％増加した50億9437万4000座席キロとなり、需要を示す旅客キロは0.8％減少した38億3441万人キロとなった。
　一方、国内線の座席キロは3％増加した40億3223万6000座席キロとなり、旅客キロベースでは0.4％増加した26億9221万人キロだった。