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スペースワン、和歌山県串本町にロケット射場建設
最短、最頻度の打上げサービス目指し2021年運用開始目指す
民間小型ロケットによる最短期、最頻度の打上げサービスを目指して国内4社が共同出資した事業会社スペースワン(太田信一郎社長)は3月26日、独自の射場を和歌山県串本町田原地区に建設することを明らかにした。2021年までに施設を完工し、専用小型ロケットを打上げる計画となっている。スペースワンは2018年7月にキヤノン、IHIエアロススペース、清水建設、日本政策投資銀行の4社の共同出資により設立。事業化のための射場は、国内外の既存射場の借用、新規建設を選択肢に入れて調査してきたところ。
※地図=スペースワンのロケット射場候補地となった串本町田原地区の位置(提供:スペースワン)
※画像=スペースワンが公表しているロケットの打上げ能力、衛星フェアリングサイズ、事業計画(スペースワンHPより)