WING
航空局、自動化トーイングトラクター実験者募集
ランプバスに続いて5月から検証開始へ
航空局は5月15日までの期間、トーイングトラクターの自動走行に関する実証実験の実施者の公募を開始している。応募資格者は航空会社、空港会社、グランドハンドリング会社のほか、それら企業を代表とする企業共同体、または協力関係を構築する民間企業・企業共同体。実験は応募者が提案する場所で5月ごろから開始して、来年2月ごろまで行う予定としている。
国土交通省では、空港地上支援業務の労働力不足が深刻化する中、官・民連携で先端技術活用の検討・検証を行って、空港地上支援業務の省力化・自動化を推進している。この自動化の実験は前年度から行っていて、空港の制限区域内の乗客・乗員などの輸送を想定した自動走行実証実験を実施したところ。今年度では、制限区域内の手荷物・貨物の輸送を想定した自動走行の実証実験を実施して、実装への課題抽出を行っていく。
※応募要領
http://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk9_000023.html