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三菱電機、ルーマニアから空港気象ドップラーライダー
19年度末納入、欧州で2台目の受注獲得に成功
三菱電機は4月4日、ルーマニア航空局から、首都ブカレストのアンリ・コアンダ国際空港向けに晴天時風観測用「空港気象ドップラーライダーである「ダイヤブレッツァ Aシリーズ)」を受注したことを発表した。同社によると、今回の受注は現地のシステムインテグレーターを通じて受注することに成功したとしており、2019年度末に納入する計画。なお、今後も欧州を含む海外での事業展開を強化することによって、空港気象ドップラーライダーを含む気象レーダー・ライダー事業全体で、2020年度にグローバルで売上高25億円を目指す方針だ。
今回の受注は昨年7月にフランス気象局から受注したニース・コート・ダジュール国際空港向けに続く欧州で2台目の受注。国内・海外全体では10台目の受注となった。
※写真=三菱電機がルーマニア当局から空港気象ドップラーライダーの受注獲得に成功(提供:三菱電機)